【目次】
1. はじめに|少部数印刷が注目される理由
2. 少部数印刷とは?基本の仕組みと特徴
3. 少部数印刷を利用するメリット
4. 少部数印刷のデメリットと注意点
5. 失敗しない少部数印刷の選び方
6. 少部数印刷におすすめの活用シーン
7. 印刷会社に依頼する前に準備しておくこと
8. まとめ|少部数印刷を上手に活用するコツ
東京都千代田区・飯田橋にある有限会社遠藤印刷は、創業50年以上の実績を持つ地域密着型の印刷会社です。
データ処理から印刷、製本、納品まで一貫対応できる体制を整え、お客様の「必要な分だけ、すぐにカタチに」を実現しています。
少部数印刷や急な納品依頼にも柔軟に対応し、研究論文・セミナー資料・冊子制作など幅広い分野でご依頼いただております。
1. はじめに|少部数印刷が注目される理由
はじめに従来の印刷は「大量に刷ってコストを下げる」という前提条件がありました。
しかし現代は、「在庫を抱えたくない」、「イベントごとに少しだけ必要」といったたスポットで印刷物を利用する流れに変化しています。
特に企業では「必要な部数だけを効率的に印刷したい」という動きが強まり、少部数印刷が注目されているのがここ5年ほどのトレンドです。これは、働き方改革やペーパーレス推進の流れもあり「大量印刷」から「最適数量印刷」へのシフトが進んでいます。
また、オンデマンド印刷機の性能向上によって、少部数でも高品質な印刷が可能になった点も大きな理由です。(参考: https://www.jagat.or.jp/ )
2. 少部数印刷とは?基本の仕組みと特徴
少部数印刷とは、数十部から数百部といった比較的小ロットの印刷を指します。
中でも、100部以下の冊子やパンフレット、数十枚のチラシなどが代表的です。
オンデマンド印刷は、「版」を必要とせず「デジタル印刷データ」を直接印刷できるため、初期コストを抑えつつ短納期に対応できるのが特徴です。
また、トナーでの印刷のため、即加工工程へ入ることで更に短納期が実現可能です。
一方、オフセット印刷は大量印刷に向いており、1部あたりの単価を大幅に下げられる利点があります。このため「用途や部数に応じて印刷方法を選ぶ」ことが非常に重要になります。オフセット印刷では、インクを乾かす工程があるため、オンデマンドより納期が延びる可能性があります。
3. 少部数印刷を利用するメリット
少部数印刷には大きく3つのメリットがあります。
はじめに「必要な分だけ印刷できる」ため、在庫を抱える必要がなく、紙や保管スペースのムダを省けます。
2つ目に「コスト削減」につながります。
ただし、単価は割高ですが不要な在庫(オフィススペースの圧迫)や廃棄のリスク(シュレッターする時間)を考えると、トータルコストでは有利になることも多いのです。
最後に「短納期対応」が可能です。オンデマンド印刷機はデータを受け取ってすぐに出力できるため、急なイベントやセミナー資料の印刷にも間に合います。こうした特性から、特にスタートアップ企業や小規模団体、個人のニーズに応える手段として有効です。(参考: https://eventbiz.net/
)
4. 少部数印刷のデメリットと注意点
一方で少部数印刷にはいくつかのデメリットも存在します。
・1部あたりの単価が高い傾向
・選べる用紙や加工が限定的な場合
・印刷データの準備が仕上がりを左右する
特にデータ作成においては、解像度不足やRGB形式のまま入稿すると、色や画質に差が出る可能性があります。印刷に適した形式はCMYKカラーで、解像度は300dpi以上が推奨されます。(参考: https://helpx.adobe.com/jp/indesign/how-to/print-ready-pdf.html )
5. 失敗しない少部数印刷の選び方
失敗しないためには、次の3点を押さえることが重要です。
①
用途に合った印刷方式を選ぶ:
チラシや資料はオンデマンド印刷、カラー品質重視の写真集や冊子はオフセットがおすすめです。
②
価格だけでなく品質も確認:
安さに飛びつくと、仕上がりが期待外れになる場合があります。
印刷会社のサンプルを確認するのがおすすめです。
③
テスト印刷を活用:
特に冊子やカタログなどは、少数の試し刷りを依頼することで、色味や紙質を事前に確認できます。
6. 少部数印刷におすすめの活用シーン
少部数印刷はさまざまな場面で活用できます。
・セミナーや勉強会の資料(30〜100部程度)
・町内会や小規模団体の会報誌
・結婚式や記念イベントのプログラム
・新商品の試作品パンフレット
これらは大量印刷の必要がなく、少部数で十分に効果を発揮できます。
7. 印刷会社に依頼する前に準備しておくこと
印刷依頼をスムーズに進めるためには、事前準備が欠かせません。
・入稿データは文字をアウトライン化し、画像は300dpi以上で配置
・仕上がりサイズ(A4、A5、B5など)を決定
・希望納期を伝え、追加料金の有無を確認
また、印刷会社によってはデータチェックや修正サービスを行っているところもあり、初心者でも安心です。
8. まとめ|少部数印刷を上手に活用するコツ
少部数印刷は「必要な分だけを高品質に作れる」点で非常に有効です。ただし単価や加工制限に注意しつつ、信頼できる印刷会社に相談することが成功のポイントです。特に初心者の方は、遠藤印刷のように柔軟な対応が可能な印刷会社に依頼すると安心です。
「印刷を頼むのは初めてで不安…」という方でも大丈夫です。遠藤印刷ではデータ作成から印刷・納品までサポートし、少部数からでも安心してご依頼いただけます。まずはご相談だけでもお待ちしております。