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「【dpiとは?】印刷で失敗しないための解説ガイド!

【dpiとは?】印刷で失敗しないための解説ガイド

目次

  1. 1. dpiとは何か?初心者向けの基礎知識
  2. 2. dpiと画像の関係|印刷で重要な理由とは?
  3. 3. 印刷に最適なdpiの目安は?
  4. 4. dpi不足で起こる失敗例
  5. 5. dpiの確認方法と調整ポイント
  6. 6. まとめ|失敗しない画像解像度の選び方

1. dpiとは何か?初心者向けの基礎知識

dpi(ディーピーアイ)とは「dots per inch」の略で、1インチ(約2.54cm)あたりにどれだけのドット(点)を並べられるかを示す単位です。 数値が高いほど、より細かく鮮明な画像になります。

たとえば、72dpiの画像はWeb用に最適ですが、印刷には不向きです。一方、300dpiは商業印刷において推奨される解像度です。

2. dpiと画像の関係|印刷で重要な理由とは?

印刷物は紙の上にインクで点を打って表現します。そのため、解像度が低すぎると画像がぼやけたり、文字が読みにくくなったりします。

特に写真や細かいデザインを含む印刷物では、dpiの設定が画質に直結します。解像度が不足すると、思っていた仕上がりと大きく異なる結果になることがあります。

3. 印刷に最適なdpiの目安は?

用途 推奨dpi 補足
写真・カタログ印刷 300dpi 高画質が求められる
名刺・チラシ・パンフレット 250〜300dpi 文字の可読性が重要
ポスター・大型印刷物 150〜200dpi 距離があるためやや低めでもOK

4. dpi不足で起こる失敗例

  • 印刷後の画像がぼやけて見える
  • ロゴやイラストの輪郭がガタガタになる
  • 写真が荒く、プロっぽさが損なわれる
  • 仕上がりが「画面で見たイメージ」と異なる

こうした失敗を防ぐためにも、事前に画像解像度(dpi)を確認しておくことが大切です。

5. dpiの確認方法と調整ポイント

画像のdpiは、Windowsなら画像ファイルを右クリックして「プロパティ」→「詳細」で確認できます。 Macの場合は「プレビュー」で開いて「ツール」→「インスペクタ」を使います。

解像度が不足している場合は、画像編集ソフト(Photoshopなど)でリサイズ・再保存しましょう。

Canvaなどのオンラインツールでは、保存時に「印刷用(300dpi)」を選択することで、より適した解像度で出力できます。

6. まとめ|失敗しない画像解像度の選び方

dpiは印刷において非常に重要な指標です。必要な用途に応じたdpiを選ぶことで、仕上がりが格段に美しくなります。

はじめての印刷でも、解像度の目安と確認方法を知っておけば安心です。失敗のない印刷データづくりの第一歩として、ぜひこの記事を参考にしてください。


参考リンク